• 本

ある文学的地獄詣で 20世紀前期ドイツの一人称小説に関する三部作

出版社名 杉並けやき出版
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-434-30905-2
4-434-30905-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 57P 22cm

商品内容

要旨

20世紀前半のドイツで「一人称語り」の小説に自己の作家生命を賭ける三人の作家達―ベン・Th.マン・カロッサ。特筆すべき論点―彼等の小説の「語り手」には三者三様の相違があるが、作者自身が語るにせよ語り手に仮託するにせよ、その創作の根源に自己の幼少期の経験が働いていると異口同音に主張する。

目次

第1部 ゴットフリート・ベン『プトレマイオスの後裔』
第2部 トーマス・マン『ファウスト博士』
第3部 ハンス・カロッサ『ある幼年時代』

著者紹介

碓井 信二 (ウスイ シンジ)  
1957年京都大学文学部ドイツ文学科専攻卒業。2013年瑞宝小綬章拝受(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)