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日本列島誕生のトリセツ

出版社名 昭文社
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-398-14853-7
4-398-14853-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 126P 22cm

商品内容

要旨

大陸の東縁にあった列島がなぜ今、この地にあるのか?太古より大地に刻まれた各地の絶景の正体にも迫る!

目次

序章 地球の誕生と生命の萌芽(微惑星衝突から原始地球へ
地球の内部構造と地磁気の形成
生命の萌芽とラン藻類の登場
カンブリア大爆発の行方)
第1章 超大陸や日本列島を生んだプレート運動(ウェゲナーの大陸移動説
プレートテクトニクスの成立
プレート境界で起こる大地震
ホットスポットで形成される火山
プルームテクトニクスの登場
日本列島の基盤岩と地質構造
日本列島を形づくった付加体
プレートが沈み込む海溝と火山)
第2章 日本海拡大と列島形成(大地が裂けて大陸から分断!
日本海の拡大と島弧の形成
フォッサマグナ形成の謎
紀伊半島で起きた超巨大噴火
本州へ衝突した丹沢と伊豆)
第3章 日本列島の名所・絶景の地学(奇跡が生んだ糸魚川のヒスイ
平尾台のカルスト台地
南洋からきた金生山の石灰岩
銚子半島をぐるりジオ巡り
長瀞の結晶片岩や岩畳の秘密
恐竜王国・福井が誕生したわけ
神居古潭渓谷の変成岩
水辺を恐竜が歩いていた瀬林
日本最大の断層・中央構造線
フタバスズキリュウ化石の正体
中川町の独特な巻きのアンモナイト
猪崎鼻のフルートキャスト
火山噴出物からできた大谷石
花崗岩マグマの島・屋久島
アポイ岳の奇跡のカンラン石
1周で地学が学べる城ヶ島
柱状節理からなる清津峡
北上しながら大きくなった琵琶湖
プレート運動で隆起した四国山地
諏訪盆地と諏訪湖の成り立ち
火山活動の中心が移動した蔵王火山
地磁気逆転を刻むチバニアン
活火山・箱根火山の形成史
巨大カルデラを体感できる阿蘇山
日本最高峰の富士山の成り立ち
大きな起伏が特徴の鳥取砂丘
南九州に広がるシラス台地
活発な火山活動で誕生した十和田湖
茨城の巨大湖・霞ヶ浦の誕生
多島海の松島とリアス海岸の謎
洞爺湖南岸に現れた昭和新山)

著者紹介

高橋 典嗣 (タカハシ ノリツグ)  
東京都生まれ。武蔵野大学教育学部・大学院教育学研究科特任教授。明星大学、神奈川工科大学、電気通信大学非常勤講師。千葉大学大学院博士後期課程で公共研究を専攻。太陽コロナ、地球接近小惑星、スペースデブリなど、地球を取り巻く宇宙環境と理科教育の研究に取り組んでいる。日本スペースガード協会元理事長。日本学術会議天文学国際共同観測専門委員、日本学術観測団団長(ザンビア皆既日食)、学校科目「地学」関連学会協議会議長、天文教育普及研究会副会長、いわき天体観測所理事などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)