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独立のすすめ福沢諭吉演説集

講談社学術文庫 2747

出版社名 講談社
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-06-530680-2
4-06-530680-9
税込価格 1,496円
頁数・縦 394P 15cm

商品内容

要旨

speechを「演説」と訳した福沢は、自身が類い希なる名演説家だった。日本の近代化・文明化のためには、独立した個人が自らの思想を大いに論じ合わなければならない―時代が動き出す中、よりよき未来への思いを、熱く巧みな弁論で語り尽くした、その記録。机上の文章とはひと味違う、聴衆に直接語りかけた言葉が、時代を超えて日本人の心を撃つ!

目次

第1章 「演説」と「交際」の創始(「演説」とは何か
演説はなぜ必要か ほか)
第2章 実業界へ出でよ(政治経済学の学び方
仏教保護の必要性 ほか)
第3章 立憲国家の国民へ向けて(塾経営を小泉信吉総長に託す
形ある「文明開化」は銭なり ほか)
第4章 個人の独立、国家の独立(銭は「人生独立の母」なり
元禄武士の心で町人の働きを ほか)
第5章 次世代へのメッセージ(還暦の回顧と後進への期待
気品の泉源、智徳の模範 ほか)

出版社・メーカーコメント

「演説」と訳したのは福沢だった! 残されている速記録や原稿から名演説を厳選し、懇切な解説を付して編集した画期的演説集。

著者紹介

小川原 正道 (オガワラ マサミチ)  
1976年、長野県生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。現在、慶應義塾大学法学部教授。博士(法学)。専攻は近代日本政治史・政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)