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カタストロフか生か コロナ懐疑主義批判

出版社名 明石書店
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-7503-5497-2
4-7503-5497-X
税込価格 2,970円
頁数・縦 289P 19cm

商品内容

要旨

「ロックダウン」「経済的合理性」「生物学的な生」「トリアージ」「命の価値」…。新型コロナウイルス(COVID‐19)が猛威を振るうなか、「生政治」や「剥き出しの生」といった概念のもと、パンデミックの深刻さを矮小化するコロナ懐疑主義。パンデミックにおける知識人たちの欺瞞を暴き出す。

目次

最良の死
コロナ懐疑主義
いわゆる「生の神聖化」について
アントワーヌ・ルヴェルションとの対話
二〇〇〇年の詭弁
マスクと嘘
トリアージのむごたらしさ
「生物学的」な生―その偉大さと衰退
台風の目のなかの死
命の値段
スモール・ワールドにおける死
コロナ懐疑主義、四ヶ月を経て
問われる破局論
あとがき―否認の罠

著者紹介

デュピュイ,ジャン=ピエール (デュピュイ,ジャンピエール)   Dupuy,Jean‐Pierre
1941年生まれ。フランスの哲学者。理工科学校名誉教授、スタンフォード大学教授、フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)倫理委員会委員長を歴任
渡名喜 庸哲 (トナキ ヨウテツ)  
1980年生まれ。立教大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)