コソボ苦闘する親米国家 ユーゴサッカー最後の代表チームと臓器密売の現場を追う
| 出版社名 | 集英社インターナショナル |
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| 出版年月 | 2023年1月 |
| ISBNコード |
978-4-7976-7420-0
(4-7976-7420-2) |
| 税込価格 | 1,980円 |
| 頁数・縦 | 255P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
旧ユーゴスラビア7つ目の独立国として2008年に誕生したコソボ。その地で、NATOによる空爆以降、3000人もの無辜の市民が拉致・殺害され、臓器密売の犠牲者になっていることは、ほとんど知られていない。才能あふれる旧ユーゴのサッカーを視点の軸に、世界一の親米国家コソボの民族紛争と殺戮、融和への希望を追う。 |
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| 目次 |
序章 NATO空爆後 放置された民族浄化 |



出版社・メーカーコメント
ベストセラー『オシムの言葉』の著者、木村元彦が描く「旧ユーゴサッカー戦記」シリーズの決定版。旧ユーゴスラビア7つ目の独立国として2008年に誕生したコソボ。1999年のNATOによる空爆以降、コソボで3000人以上の無辜の市民が拉致・殺害され、臓器密売の犠牲者になっていることは、ほとんど知られていない。才能あふれる旧ユーゴのサッカーを視点の軸に、「世界一の親米国家」コソボの民族紛争と殺戮、そして融和への希望を追う。サッカーは、民族の分断をエスカレートさせるのか、民族を融和に導くのか……!?目次より序章第1章 コソボのマイノリティ 2006年〜2008年1 二度と戻れぬ生家を訪ねて2 2008年 コソボ独立第2章 黄色い家 臓器密売の現場 2013年1 黄色い家 カルラ・デル・ポンテの告発2 臓器密売の現場を追う3 オシムの思いを受け継ぐコソボサッカー協会会長第3章 密着コソボ代表 双頭の鷲か、6つの星か 1 セルビア対アルバニア戦 ドローン事件 2 2016年5月 FIFA加盟 3 2016年9月〜10月 ロシアW杯予選密着 4 2019年6月 NATO空爆祝賀式典終章【著者略歴】木村元彦(きむら・ゆきひこ) ジャーナリスト。1962年1月1日、愛知県生まれ。中央大学文学部卒。アジアや東欧のスポーツと民族について取材、執筆活動を続けている。著書に『誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡』『悪者見参』『オシムの言葉』『争うは本意ならねど』(集英社文庫)、『オシム 終わりなき闘い』(小学館文庫)。『オシムの言葉』で2005年度ミズノ スポーツライター賞 最優秀賞受賞。