• 本

不思議の国ニッポン

出版社名 ビジネス社
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-8284-2494-1
4-8284-2494-6
税込価格 1,540円
頁数・縦 221P 19cm

商品内容

要旨

世界各地に滞在し、日本をグローバルな視点で見つめる漫画家・文筆家・画家のヤマザキマリと、東アジアの歴史に造詣が深い作家・豊田有恒が、世界のなかでの日本の独自性、国民性について語り合う。「空気を読むことを求められる」「出る杭は打たれる」「ヘンだと思っても口にしない」など、私たち日本人が“常識”と思っていることが、世界では“非常識”なのかもしれない。

目次

第1章 「信じる」は美徳なのだろうか?(変わり身の早い国民性
予定調和は存在しない ほか)
第2章 国境を越えるということ(長いものに巻かれるのはなぜ?
議論を熟成させるには ほか)
第3章 日本人のバックボーン=神道は多神教(古代ローマと日本の類似点
神は生きていくうえでのサンプル ほか)
第4章 宗教とエンターテインメントと政治を考える(「統一」の勘違い
日本人は宗教に免疫がない? ほか)
第5章 水木しげると手塚治虫(ダメージを恐れず生きていく
抗えない経験が感性を育む ほか)

著者紹介

豊田 有恒 (トヨタ アリツネ)  
1938年、群馬県生まれ。島根県立大学名誉教授。若くしてSF小説界にデビュー。歴史小説や社会評論など幅広い分野で執筆活動を続ける一方、古代日本史を東アジアの流れのなかに位置づける言説を展開して活躍
ヤマザキ マリ (ヤマザキ マリ)  
1967年東京生まれ。漫画家・文筆家・画家。東京造形大学客員教授。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。2010年『テルマエ・ロマエ』(エンターブレイン)で第3回マンガ大賞受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。15年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。17年イタリア共和国星勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)