• 本

言いたいことは山ほどある 元読売新聞記者の遺言

出版社名 旬報社
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-8451-1805-2
4-8451-1805-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 191P 19cm

商品内容

要旨

日本のメディアは誰のためにあるのか!?繰り返される冤罪事件、少年法厳罰化、新型コロナ感染拡大、森元首相の性差別発言、外国人敵視の入管体制、勢いを増す“壊憲”潮流、公安警察のプライバシー侵害、表現の自由を奪う“侮辱罪”厳罰化…、そして権力に忖度するメディア。権力犯罪の実態とメディアのあり方を問う!

目次

2020年(第一次再審請求を棄却した判事が第二次請求の裁判長に?―日野町事件で大阪高裁がトンデモ人事(六月二五日)
続報・大阪高裁が日野町事件再審のトンデモ人事を撤回(六月二七日)
憲法二一条を踏みにじる学校・警察・裁判所一体の権力犯罪―ビラ配り高校生の不当逮捕・勾留(七月二五日) ほか)
2021年(冤罪に加担したメディアの責任も問い直したい―「袴田事件」再審、高裁に審理差し戻し(一月一一日)
性差別に鈍感、東京五輪への疑問・批判はタブーに―森発言報道で露呈した大手メディアの男性支配と体制翼賛(三月八日)
ジャーナリズムの衰退を象徴する『朝日新聞』特別報道部の廃止―調査報道は「文春砲」「赤旗」に任せた?(四月一二日) ほか)
2022年(ジャーナリズムを放棄した「監視対象との癒着」宣言―『読売新聞』が大阪府(=維新)と「包括連携協定」締結(一月一七日)
差別発言・問題発言を「石原節」で容認したメディア―ヘイトクライムを助長した記憶に刻むべき石原慎太郎暴言録(二月一二日)
公安警察の悪質なプライバシー侵害に損害賠償命令―岐阜県警が住民運動を敵視・監視し、電力会社に個人情報提供(二月二七日) ほか)

著者紹介

山口 正紀 (ヤマグチ マサノリ)  
1949年生まれ。2022年12月逝去。大阪府立三国丘高校、大阪市立大学経済学部卒。1973年に読売新聞社に入社し、報道記者として活動。1986年から「人権と報道・連絡会」の活動に参加。2003年読売新聞社を退社し、フリージャーナリストとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)