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面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ

王様文庫 A103−1

出版社名 三笠書房
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-8379-3040-2
4-8379-3040-9
税込価格 847円
頁数・縦 230P 15cm

商品内容

要旨

踏まれても、炎天下でも草取りされても…したたか&ユーモラスな「雑草たちの暮らしぶり」を紹介する本。

目次

はじめに 読めば「身の回りの雑草」の見え方が変わる
1章 どんな雑草もボ〜ッと生えてるわけじゃない―その「静かなる生存競争」のヒミツ
2章 甘い蜜、きれいな花には「裏」がある―すべては「虫たちに花粉を運ばせる」ために
3章 「新天地」をめざす飽くなき冒険―動けない雑草は、種子をいかに拡散するか
4章 常に一歩先を行く切れ者ぞろい―いちばん身近で私たちを欺き続ける雑草たち
5章 雑草たちをめぐるセンス・オブ・ワンダー―「オンリーワンの存在」をめざす知的なたくらみ
 おわりに 雑草の数だけ「自由でドラマティックな戦略」がある

出版社・メーカーコメント

踏まれてみたり、寄生したり、あえて枯れてみたり…どんな雑草もボ〜ッと生えてるわけじゃない!雑草たちのバラエティに富んだ命をつなぐための「知的なたくらみ」をユーモアと愛情あふれる文章で紹介する本。どうして炎天下でも枯れないの?なぜ横に横にと生える?地下に花を咲かせるメリットは?――全部、理由があるのです!◇「上に伸びる」だけが能じゃない◇「均一にそろわない」という強み◇ 甘い蜜、きれいな花には「裏」がある◇ 招かれざる昆虫に“お引き取り願う”ために◇「刈られるほど元気」になる奇妙な進化◇全滅を避けるための「だらだら作戦」◇「メリットのある相手」をシビアに選別◇「図鑑の分類」に収まりきらない自由さ◇冬眠ならぬ「夏眠」で負け戦を回避◇「時代遅れの強さ」を体現……読めば「身の回りの雑草」の見え方が変わります

著者紹介

稲垣 栄洋 (イナガキ ヒデヒロ)  
1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院修了。農学博士。専門は雑草生態学。農林水産省、静岡県農林技術研究所などを経て、現在、静岡大学大学院教授。農学研究に携わる傍ら、「みちくさ研究家」として身近な雑草や昆虫に関する著述や講話を行ない好評を博する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)