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宣教師の日本語文学 研究と目録

出版社名 勉誠社
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-585-39026-8
4-585-39026-X
税込価格 12,100円
頁数・縦 279,195P 22cm

商品内容

要旨

外国人宣教師の日本語著述に光を当てる。幕末から現代まで、多数のキリスト教の宣教師たちが日本を訪れ、膨大な書物を日本語で著述した。外国人宣教師はなぜ、日本語で書いたのか。本書では、確認できた442名の宣教師が日本語で著した、約2700にも及ぶ文献を精査。彼らの日本語使用の特色、ヨーロッパ思想の紹介、日本文化への寄与、日本人との協力を取り上げて、これまで等閑視されてきた「宣教師の日本語文学」という新分野の開拓を試みる。宣教師の著書の書誌情報をまとめた「外国人宣教師日本語著作目録」を収録。

目次

第1部 研究篇(外国人宣教師はなぜ、日本語で書いたのか
幕末・明治初期の日本語文学―ド・ロ神父を中心に
仏人宣教師リギョールの政治論―愛国論を中心に
カンドウ神父の著述―戦後日本人の案内者
カンドウ神父の日本語―『思索のよろこび』を中心に ほか)
第2部 外国人宣教師日本語著作目録

著者紹介

郭 南燕 (カク ナンエン)  
東京大学グローバルリーダー育成プログラム特任教授。復旦大学・お茶の水女子大学・トロント大学で履修、博士学位(人文科学)を取得。オタゴ大学准教授、国際日本文化研究センター准教授を経て、現職。研究分野:日本近代文学、東アジアのキリスト教伝播(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)