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なぜ「救い」を求めるのか

宗教のきほん

出版社名 NHK出版
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-14-081935-7
4-14-081935-9
税込価格 1,870円
頁数・縦 213P 19cm

商品内容

要旨

「救い」を手がかりに、「宗教とは何か」を考えよう。キリスト教、仏教、イスラームの文明史をたどることで、宗教に内在する「救い」の実像が見えてくる!現代においても変わらず求められる宗教の“核心”を学ぶ。

目次

第1章 信仰を求めない「救い」―文芸が表現する救済宗教的なもの
第2章 「救い」に導かれた人類社会―歴史のなかの救済宗教
第3章 なぜ「救い」なのか―文明史に救済宗教を位置づける
第4章 「救い」のゆくえ―「救済宗教以後」を問う

出版社・メーカーコメント

キリスト教、仏教、イスラームをはじめ、世界の宗教に存在する「救い」の教え。そこに受け継がれてきた普遍的な心理には、宗教への信頼がゆらぐ現代においても希求される何かがあるのではないか。そんな宗教という営みの“核心”にあるものを、「救いの歴史」をたどることで明らかにする。

著者紹介

島薗 進 (シマゾノ ススム)  
1948年、東京都生まれ。宗教学者。東京大学文学部宗教学・宗教史学科卒業。同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学名誉教授。上智大学グリーフケア研究所前所長。NPO法人東京自由大学学長。主な研究領域は近代日本宗教史、宗教理論、死生学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)