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プランタ・サピエンス 知的生命体としての植物

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-04-113465-8
4-04-113465-X
税込価格 2,860円
頁数・縦 319,30P 20cm

商品内容

要旨

私たちの世界の見方を一変させる、“植物の知性”最新研究。「人間の背景に過ぎない」と思っていた植物たちが、驚くほど高い知性を持ち、自分が置かれた状況を把握し、未来を予測し、他の生物とコミュニケーションすら取っているとしたら―人間は、彼らとの関係をいかに見直すべきか?世界で唯一植物の知性を専門とするMINTラボ代表研究者・科学哲学者の著者が描く、持続可能な社会への新提言。

目次

第1部 植物の見方を改める(目に入らない植物
植物の視点を求めて
植物の賢い行動)
第2部 植物の知性を科学する(植物の神経系
植物は思考するのか?
生態学的認知)
第3部 実を結ぶ(植物であるとはどういうことか?
植物の解放
グリーン・ロボット)

出版社・メーカーコメント

人間や動物の「背景」に過ぎないはずの植物が、実は知的生命体だとしたら?植物が「知的生命体」だと知ったら、あなたの世界の見方は一変するだろう。植物が驚くほど高い知性を持ち、自分が置かれた状況を把握し、未来を予測し、他の生物とコミュニケーションすら取っていると知ったら……。

著者紹介

カルボ,パコ (カルボ,パコ)   Calvo,Paco
科学哲学教授。ムルシア大学(スペイン)のミニマル・インテリジェンス・ラボ(MINTラボ)に在籍。主に、植物に知性がある可能性の探求・実証を研究課題とし、植物神経生物学と生態心理学を組み合わせた実証研究を通じて、植物の知性の生態学的基盤の解明に取り組んでいる。過去10年の間に世界各地で、学者や一般の聴衆を対象に、植物の知性をテーマにした数多くの講演会を開催している
ローレンス,ナタリー (ローレンス,ナタリー)   Lawrence,Natalie
ライター兼イラストレーター。ケンブリッジ大学で科学史・科学哲学の博士号と修士号、動物学の修士号を取得。“BBC Wildlife”誌や、“Aeon”や“Public Domain Review”などのオンライン雑誌に寄稿しているほか、TEDxの講師を務めたり、BBC放送の『Woman’s Hour』に出演したりした経験もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)