インドの正体 「未来の大国」の虚と実
中公新書ラクレ 793
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2023年4月 |
ISBNコード |
978-4-12-150793-8
(4-12-150793-2) |
税込価格 | 902円 |
頁数・縦 | 206P 18cm |
商品内容
要旨 |
「人口世界一」「IT大国」として注目され、西側と価値観を共有する「最大の民主主義国」とも礼賛されるインド。実は、事情通ほど「これほど食えない国はない」と不信感が強い。ロシアと西側との間でふらつき、カーストなど人権を侵害し、自由を弾圧する国を本当に信用していいのか?あまり報じられない陰の部分にメスを入れつつ、キレイ事抜きの実像を検証する。この「厄介な国」とどう付き合うべきか、専門家が前提から問い直す労作。 |
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目次 |
序章 「ふらつく」インド―ロシアのウクライナ侵攻をめぐって |
出版社・メーカーコメント
「ヨガとカレーとガンディーの国」から「人口世界一」「IT大国」「グローバルサウスを牽引する新興大国」へと変貌し、西側と価値観を共有する「最大の民主主義国」とも礼賛されるインド。実は、事情通ほど「これほど食えない国はない」と不信感が強い。ロシアと西側との間でふらつき、カーストなどの人権侵害があり、表現や報道の自由が弾圧される国を、本当に信用していいのか? 日本であまり報じられない陰の部分にもメスを入れつつ、キレイ事抜きの実像を検証する。この「厄介な国」とどう付き合うべきか、専門家が前提から問い直す労作。まえがき序章 「ふらつく」インド――ロシアのウクライナ侵攻をめぐって第1章 自由民主主義の国なのか?――「価値の共有」を問い直す第2章 中国は脅威なのか?――「利益の共有」を問い直す第3章 インドと距離を置く選択肢はあるか?――インドの実力を検証する第4章 インドをどこまで取り込めるか?――考えられる3つのシナリオ終章 「厄介な国」とどう付き合うか?あとがき主要参考文献