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茶の湯と宗教

茶道教養講座 12

出版社名 淡交社
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-473-04142-5
4-473-04142-5
税込価格 1,320円
頁数・縦 235P 18cm

商品内容

要旨

茶の湯は長く禅宗との関係を中心に語られてきましたが、日本の喫茶は宗派を問わず寺院との関りのなかで育まれ、茶の湯に発展したものです。喫茶と茶の湯の歴史を「宗教」の視点から見直してみましょう。

目次

はじめに 戒律と儀礼としての宗教
第1章 禅と茶の湯を問い直す
第2章 古代日本の茶と仏教
第3章 南宋の仏教と茶礼
第4章 中世日本の喫茶と茶の湯
第5章 浄土僧珠光
第6章 キリシタン高山右近
第7章 春日社神人 久保権太夫利世
おわりに 近代の「茶禅一味」説

著者紹介

神津 朝夫 (コウズ アサオ)  
1953年、東京生まれ。早稲田大学卒業。ドイツ・マンハイム大学に2年間留学。帝塚山大学大学院修了。博士(学術)。専門は日本文化史・茶道史。大学教員を経て、現在は著述業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)