• 本

益田鈍翁 近代数寄者の大巨頭

茶人叢書

出版社名 宮帯出版社
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-8016-0293-9
4-8016-0293-2
税込価格 4,950円
頁数・縦 409,16P 図版12P 20cm

商品内容

要旨

独自の茶風を打ち立てた大数寄者。三井物産の設立に関わり、巨大な財力で明治・大正期に流出した古美術品を蒐集。国宝絵画を分割し、名物や仏教美術を茶席で披露、各界名士に茶の湯を流行させるなど、壮大なスケールの茶風を展開した。

目次

序章
第1章 益田鈍翁の茶友たち(鈍翁の茶客
茶客のネットワーク ほか)
第2章 益田鈍翁と大師会(大師会の立ち上げ
茶席の開席者の検討 ほか)
第3章 益田鈍翁と茶の湯(茶の湯の舞台
茶道具データベース ほか)
第4章 益田鈍翁の懐石(懐石データベース
「食物博士益田鈍翁」 ほか)
第5章 益田鈍翁と美術品(道具類の入手
三十六歌仙絵巻の分割 ほか)

著者紹介

齋藤 康彦 (サイトウ ヤスヒコ)  
1947年生まれ。山梨大学教育学部卒業、東京教育大学大学院修士課程修了、筑波大学大学院博士課程単位取得満期退学。山梨大学教育学部講師、助教授、教授を歴任。2013年退官、山梨大学名誉教授。専門は近代日本経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)