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カメラは光ることをやめて触った 歌集

出版社名 書肆侃侃房
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-86385-569-4
4-86385-569-9
税込価格 2,090円
頁数・縦 221P 19cm

商品内容

目次

カメラは光ることをやめて触った(喫煙する顔たち
偶然はあれから善悪をおぼえた
窓をみせる穴
どちらも蜘蛛の巣の瞳
花瓶からきこえてくる朗読
学園への執着
その緑地
カメラは光ることをやめて触った
サマーグリーン
星に見えない何か
猛獣
ポップアップ殺し
ストロボ・ストロンボリ
小鳥が読む文章
想像
水中を去れ、空中が受けとめる
夜の二十四時間
飴玉がとけるという通信
ビター・キャンディ・オークション
愛唱性)
足の踏み場、象の墓場(きみが照らされる野草
貝殻と空き家
窓を叱れ
大きなテレビの中の湖
美談
完璧な野宿
よろめきとして
光る旅
ある県立
煙る脚
皮膚
森へ映ろう
午前2時に似ている
神社+神社
いらない炎を顔につけて)

著者紹介

我妻 俊樹 (アガツマ トシキ)  
1968年神奈川県生まれ。2002年頃より短歌をはじめる。2003年から4年連続で歌葉新人賞候補。2008年、同人誌「風通し」に参加。平岡直子とネットプリント「ウマとヒマワリ」を不定期発行。2016年、同人誌「率」十号誌上歌集として「足の踏み場、象の墓場」発表。2005年に「歌舞伎」で第三回ビーケーワン怪談大賞を受賞し、怪談作家としても活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)