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水戸黄門 下巻

新版改訂版

春陽文庫

出版社名 春陽堂書店
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-394-90442-7
4-394-90442-0
税込価格 1,100円
頁数・縦 299P 15cm
シリーズ名 水戸黄門

商品内容

要旨

時は元禄、江戸では五代将軍綱吉の寵臣・老中柳沢吉保に権力が集中し、生類憐みの令で民衆が苦しむことすら将軍の耳に入らぬありさまであった。かつて将軍のご意見番として活躍した前の副将軍・水戸光圀は、すでに隠居し片田舎でひっそりと暮らしていた。ある日、隠居宅で捕えられた襲撃者の言葉に、水戸藩内に渦巻く陰謀、そして将軍家を危うくする企みを嗅ぎ取った光圀は、一計を案じ、身分を隠して助さん・格さんを供にふらりと旅に出るのだった―。歴史小説の雄・山岡荘八が繰り出す、おなじみのイメージとはまた違う切れ味鋭い「山岡黄門」の面白さ!

著者紹介

山岡 荘八 (ヤマオカ ソウハチ)  
明治40年(1907年)新潟県に生まれる。十四歳で上京し、博文館印刷所に文選工として働く。長谷川伸に師事、山岡荘八の筆名を用いる。昭和25年(1950年)より、北海道新聞に『徳川家康』を連載開始。昭和28年(1953年)単行本の刊行が始まり、ベストセラーとなる。『徳川家康』により、第二回吉川英治文学賞を受賞。以後、歴史小説を中心に創作する。昭和53年(1978年)七十一歳で亡くなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)