• 本

新聞と公権力の暗部 「押し紙」問題とメディアコントロール

出版社名 鹿砦社
出版年月 2023年5月
ISBNコード 978-4-8463-1504-7
4-8463-1504-5
税込価格 1,430円
頁数・縦 206P 19cm

商品内容

要旨

新聞の偽装部数「押し紙」による大新聞社の莫大な不正収入は、公権力も踏み込まない聖域だ。が、その癒着の代償は新聞ジャーナリズムの弱体となってブーメランのように跳ね返ってくる。日本の新聞社の何が問題なのか?26年の取材と最新の手法を駆使して新聞社問題の本丸へ踏み込む!

目次

第1章 メディアコントロールの温床
第2章 新聞特殊指定の下での「押し紙」の定義
第3章 「押し紙」裁判で判明した残紙の実態
第4章 広域における残紙の量
第5章 定数主義と地域単位の部数コントロール
第6章 ABC部数の裏面
第7章 残紙が強引な新聞拡販の原因に
第8章 新聞ジャーナリズムと制度の問題
第9章 「押し紙」を黙認してきた公権力機関

出版社・メーカーコメント

広告等のため公称部数を水増しする目的で、大手新聞社が実売部数を超えて販売店に「押し」つける「押し紙」。この問題を長年追い続けてきた著者が、具体的事例とともにマスメディアの闇を解き明かす集大成的一冊!

著者紹介

黒藪 哲哉 (クロヤブ テツヤ)  
ジャーナリスト。1958年兵庫県生まれ。1992年、『説教ゲーム』(改題:「バイクに乗ったコロンブス」)でノンフィクション朝日ジャーナル大賞「旅・異文化」テーマ賞を受賞。1998年、『ある新聞奨学生の死』で週刊金曜日ルポルタージュ大賞「報告文学賞」を受賞。ウェブサイト「メディア黒書」主宰者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)