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フリーランス病理医はつらいよ

ワニブックス|PLUS|新書 382

出版社名 ワニブックス
出版年月 2023年5月
ISBNコード 978-4-8470-6692-4
4-8470-6692-8
税込価格 990円
頁数・縦 270P 18cm

商品内容

要旨

“超超レアキャラ”が初めて明かすドラマよりドラマ性のある驚きの舞台裏。

目次

第1章 病理医という存在(病理医とは何者か
病理医の日常 ほか)
第2章 フリーランス病理医への道(科学者志望から医師へ
学士編入学試験の実態 ほか)
第3章 病理医の今と未来の病理医(病理医にとってもAIはゲームチェンジャー
ホールスライドイメージング(WSI)が鍵 ほか)
第4章 フリーランス病理医が語るキャリア論(学歴の「コスパ」
贅沢品学部 ほか)
第5章 フリー病理医が見た医療の真実(病理医から見える医療の限界
「牛丼医療」の崩壊 ほか)

出版社・メーカーコメント

医師だけど患者と会うことのない病理医。正直、目立つとは言えないポジションですが、がんをはじめとする病気の診断には不可欠な存在です。そんな病理医という職業を続けてきた著者が、「フリーランス」として病院を飛び出したからこそ見えた、病理医という仕事、そして日本の医療全体が抱える課題を包み隠さず語ります。・人間よりもAIの方が正確な診断ができるようになる日は思ったより近い!?・1日2カ所以上で仕事をするのは当たり前・「好きな臓器」でキャリアが変わる・「学閥」の本当の問題点・コロナで忙しくなると思いきや開店休業状態に!?……など、独特の世界を形成する医師界の中でもさらに特殊な病理医の世界へ皆さまをご案内します。

著者紹介

榎木 英介 (エノキ エイスケ)  
病理専門医。細胞診専門医。医学博士。1971年生まれ。95年東京大学理学部生物学科動物学専攻卒。同大学院博士課程中退後、神戸大学医学部医学科に学士編入学。04年卒。医師免許取得。06年博士(医学)。大学病院や一般病院に勤務したのち、在野の立場で科学技術や医療の問題に取り組んでいる。2020年フリーランス病理医として独立。著書に『博士漂流時代』(DISCOVERサイエンス、科学ジャーナリスト賞2011受賞)『嘘と絶望の生命科学』(文春新書)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)