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読む幾何学

角川ソフィア文庫 K120−5

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年6月
ISBNコード 978-4-04-400768-3
4-04-400768-3
税込価格 990円
頁数・縦 234P 15cm

商品内容

要旨

2点を結ぶ最短距離は直線なのか?二等辺三角形は本当に線対称なのか?円とはそもそも何なのか?論理的に考え抜くと、図形というものの意外な本質が見えてくる。二等辺三角形の底角定理、辺と角の大小関係、接弦定理やユークリッド空間など、中学高校レベルから大学まで丁寧に解説。探偵小説や古代ギリシャの歴史、パズルや入試問題の中にも、幾何学の面白さが隠れている。奥深い図形の世界へと幾何学者が誘う入門書。

目次

第1章 二等辺三角形の底角定理
第2章 二等辺三角形の底角定理再訪問
第3章 三角形の二辺の和をめぐって
第4章 長さの大小に関係したいくつかの話題
第5章 長さの和を最小にする問題
第6章 三角形の内角和と平行線公理
第7章 補助線の楽しさ
第8章 奇妙に難しい問題
第9章 円の話
第10章 探偵小説としての幾何学

出版社・メーカーコメント

美しい証明は名探偵のごとく。閃くとハマる幾何の世界。「円の定義とは?」「2点を結ぶ最短距離は直線か?」直感的に受け入れられている問題を論理を用いて易しく解説。奥深い図形の世界へ飛び込み、謎に満ちた問題たちをユーモラスに紹介。

著者紹介

瀬山 士郎 (セヤマ シロウ)  
1946年、群馬県生まれ。東京教育大学大学院理学研究科修了。群馬大学教育学部教授を経て、群馬大学名誉教授。数学教育協議会会員。専攻は位相幾何学(トポロジー)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)