俺達の日常にはバッセンが足りない
双葉文庫 み-25-03
出版社名 | 双葉社 |
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出版年月 | 2023年6月 |
ISBNコード |
978-4-575-52671-4
(4-575-52671-1) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 356P 15cm |
商品内容
要旨 |
家族で土建業を営むシンジのもとに、中学の同級生・エージが転がり込んできた。周囲に迷惑ばかりかけてきたエージはある日、バッセン(バッティングセンター)を作ろうと言い出す。まともな事業計画もないまま、信用金庫に勤める旧友のミナに高額の融資を申し込むが、馬鹿じゃないのと一蹴される。だがその後、ミナが融資を通したという…。次々と登場する個性溢れる人間たちはなぜ「バッセン」に吸い寄せられるのか。お金を稼ぐよりも名誉を得るよりも大切な「バッセン」とは―。今、私たちに必要なモノやコトが見えてくる長編小説。 |
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出版社・メーカーコメント
「俺達の日常にはバッセンが足りない」ある日、シンジの幼馴染のエージが突然言った。バッセン--バッティングセンターなんかつくってどうするんだと聞くシンジに、エージは「ないから作ろうかなって」と言うだけ。金策のため旧友のミナに連絡をとるシンジ。そのころ、信用金庫に勤めるミナは、ある問題を抱えていて……。皆で盛り上がったり憂さを晴らしたり、”なくてもいいけどあった方が良い”バッセンの建設を巡る、悩み、もがき、あがいて生きている人間たちの群像。