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槍・穂高・上高地地学ノート 地形を知れば山の見え方が変わる

出版社名 山と溪谷社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-635-53072-9
4-635-53072-8
税込価格 1,870円
頁数・縦 174P 21cm

商品内容

要旨

槍の穂先はどうして傾いているのか?北アルプスの槍・穂高連峰と上高地、世界有数のその不思議な地形の謎と魅力をひも解く。

目次

山を地質で眺めるということ
地質図を片手に上高地散策
穂高を作る岩石 溶結凝灰岩を知る
ありし日の槍・穂高カルデラを想う
南岳の礫岩に大地の輪廻を見る
穂高に大岩壁ができた理由
なぜ常念岳は三角形に尖っているのか
流浪の岩石 槍ヶ岳結晶片岩
世界一若い花崗岩、現る!滝谷花崗閃緑岩
槍・穂高を押し上げた巨大な力
雪渓と氷河、どこが違う?氷河の基本
氷河地形のビフォー・アフター
槍ヶ岳になれなかった中岳
氷河公園の歩き方
穂高を削った氷河はどこまで流れていたか?
槍沢の氷河地形探訪
実践!前穂を削った氷河を想像する
屏風岩の大岩壁が生まれた理由
雲仙普賢岳と焼岳を重ねて見る
岩塔を作った天才彫刻家の正体〔ほか〕

著者紹介

竹下 光士 (タケシタ ミツシ)  
1965年、京都市生まれ。地形写真家。武蔵野美術大学油絵学科卒業。北穂高小屋にアルバイトとして勤務しながら写真撮影を始める。現在、日本自然科学写真協会会員、日本地質学会会員
原山 智 (ハラヤマ サトル)  
1953年、長野県岡谷市生まれ。東京教育大学理学部地学科地質学鉱物学専攻。京都大学大学院博士課程修了。理学博士。通産省工業技術院地質調査所(当時)を経て、1997年から信州大学理学部助教授。現在、理学部名誉教授。専門は地質学。北アルプスの成り立ちなど、断層やマグマ活動による山脈形成過程の研究を一環して行ってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)