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わたしはマララ 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女

光文社未来ライブラリー 0022

出版社名 光文社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-334-77072-3
4-334-77072-X
税込価格 1,518円
頁数・縦 527P 図版16P 16cm

商品内容

要旨

パキスタン北部の美しいスワート渓谷にやってきたイスラム武装組織タリバンは、人々から音楽を奪い、仏像を破壊し、女子が学校に行くのを禁じた。少女マララは、当地の実情を英国BBCのサイトに日記形式で連載、女子が教育を受ける権利を訴えて世界の注目を集める。2012年、15歳になったマララはタリバンに銃撃され重傷を負うが、彼女の歩みは止まることはなかった―。ノーベル平和賞を史上最年少で受賞した著者の手記。

目次

プロローグ わたしの世界が変わった日
第1部 タリバン以前(生まれたのは女の子
鷹のような父 ほか)
第2部 死の渓谷(ラジオ・ムッラー
キャンディとテニスボールとスワート渓谷の仏像 ほか)
第3部 三発の銃弾、三人の少女(悲しみの渓谷
背が高くなりたい ほか)
第4部 生と死のはざまで(「神様、マララをお願いします」
未知の世界へ)
第5部 第二の人生(「バーミンガムにいる、あたまをうたれた女の子へ」
「あの子から笑顔を奪うなんて」)
エピローグ ひとりの子ども、ひとりの教師、一冊の本、一本のペン

著者紹介

ユスフザイ,マララ (ユスフザイ,マララ)   Yousafzai,Malala
パキスタン出身の人権活動家。1997年生まれ。恐怖政治を敷くタリバンの圧力下、11歳で「女の子にも教育を、学校に通う権利を」とブログで訴え注目される。2012年10月、15歳のとき、スクールバスで下校途中にタリバンに襲われ、頭部を撃たれるが、奇跡的に一命をとりとめる。2013年7月、国連本部で演説。2014年、ノーベル平和賞を史上最年少で受賞。2017年に国連平和大使に任命される。2020年、オックスフォード大学を卒業。現在「マララ基金」を通じて、世界中の少女たちの教育を支援している
ラム,クリスティーナ (ラム,クリスティーナ)   Lamb,Christina
英国の国際ジャーナリスト。パキスタンとアフガニスタンのレポートのほか、現在ではアフリカや南北アメリカも取材する。ジャーナリズムの賞を数多く受賞。著書も多数。現在、サンデー・タイムズ紙外信部長
金原 瑞人 (カネハラ ミズヒト)  
1954年岡山市生まれ。法政大学教授。翻訳家。児童書やヤングアダルト向けの作品のほか、文学、ノンフィクションに多くの訳書がある
西田 佳子 (ニシダ ヨシコ)  
名古屋市生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)