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幸福な離婚 家庭裁判所の調停現場から

中公新書ラクレ 799

出版社名 中央公論新社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-12-150799-0
4-12-150799-1
税込価格 990円
頁数・縦 275P 18cm

商品内容

要旨

現在の日本では、結婚した夫婦の約三組に一組が離婚する。結婚と離婚は切り離せない時代となった。著者は、これまで一〇年以上にわたり、家庭裁判所の家事調停委員として、離婚を中心に二〇〇件以上の家事事件を担当。その最前線の経験と、二九の具体的なケースから、幸福な離婚に向けての可能性を探る。また、世代別、テーマ別に、必要な知識と解決への道筋を示す。子どもを含むすべての当事者にとっての、「幸せ」のための本。

目次

第1章 結婚と離婚の現在
第2章 若い夫婦が離婚するとき―二〇歳代の離婚
第3章 子どもに対する親の責任―三〇歳代の離婚
第4章 親権をめぐって―四〇歳代の離婚
第5章 熟年世代に訪れた危機―五〇歳代以降の離婚
第6章 不思議な離婚調停
第7章 親権者変更
第8章 面会交流
第9章 認知
第10章 住宅ローンの課題

出版社・メーカーコメント

現在の日本では、結婚した夫婦の約三組に一組が離婚する。結婚と離婚は切り離せない時代となった。著者は、これまで一〇年以上にわたり、家庭裁判所の家事調停委員として、離婚を中心に二〇〇件以上の家事事件を担当。その最前線の経験と、二九例の具体的なケースから、幸福な離婚に向けての可能性を探る。また、世代別、テーマ別に、必要な知識と解決法を示す。子どもを含むすべての当事者にとっての、「幸せ」のための本。

著者紹介

鮎川 潤 (アユカワ ジュン)  
1952年愛知県生まれ。東京大学文学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究科後期博士課程中途退学。博士(人間科学)。専門は、逸脱行動論、社会問題、少年非行、家族問題研究。金城学院大学現代文化学部教授、関西学院大学法学部教授のほか、家庭裁判所家事調停委員などを務めた。現在は、関西学院大学名誉教授。保護司、更生保護施設評議員、学校法人評議員、少年院視察委員会委員なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)