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関東大震災と鉄道 「今」へと続く記憶をたどる

ちくま文庫 う46−1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-480-43894-2
4-480-43894-7
税込価格 1,045円
頁数・縦 301P 15cm

商品内容

要旨

1923年9月1日、関東大震災。10万人以上の死亡・行方不明者数を記録した日本史上最大規模の天災だが、人々の生活の動脈であった「鉄道」の被害に焦点が当てられる機会は存外少ない。カオスそのものの限界状況下、列車に載せた命を救うべく奮闘した鉄道員たち、互いを助け合った乗客たち―その機転と智恵から何を学ぶか?残された声を丁寧に追う貴重な災害史。

目次

第1章 根府川駅大惨事
第2章 巨大ターミナルと群衆
第3章 急停車した列車の運命
第4章 通信と報道
第5章 猛火との戦い
第6章 避難列車

出版社・メーカーコメント

燃えさかる街、崩れる駅舎、海へと転落する車両……1923年9月の発災から100年、激震を生き抜いた鉄道員と乗客たちのドラマ。解説 今尾恵介

著者紹介

内田 宗治 (ウチダ ムネハル)  
フリーライター。1957年東京都出身。早稲田大学第一文学部心理学専攻(社会心理学)卒業。実業之日本社で経済誌記者、旅行ガイドブックシリーズ編集長などを経てフリーに。主に鉄道、自然災害、インバウンド、散歩等のテーマで執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)