弥勒
講談社学術文庫 2776
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2023年7月 |
ISBNコード |
978-4-06-531971-0
(4-06-531971-4) |
税込価格 | 1,221円 |
頁数・縦 | 272P 15cm |
商品内容
要旨 |
国宝として有名な、広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像。弥勒とは、五十六億七千万年後に現れて衆生を救うという、阿弥陀や釈迦と並ぶ仏のことである。古代日本に伝わると、災害や飢饉と結びつき、末法思想として全国の民衆に広がった。戦後民俗学の泰斗が中国・朝鮮との比較を通して、日本独自の弥勒信仰の歴史と民俗を復元し、日本文化の原型を描き出す。 |
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目次 |
第1章 民間伝承としての弥勒 |
出版社・メーカーコメント
世界が終わるとき、やってくる。蘇我馬子も藤原道長も惚れ込んだ弥勒(みろく)信仰。五十六億七千万年後に降臨し人々を救う、未来仏とは何か?