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ぼくの世界博物誌

集英社文庫 ひ36−2

出版社名 集英社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-08-744547-3
4-08-744547-X
税込価格 858円
頁数・縦 292P 16cm

商品内容

要旨

小学生の頃「何してるの?」と虫に問いながら観察していた著者。昆虫学を志し、さらに動物学が目標となる。世界中へ研究に行くため、英語、独語、仏語、露語を猛勉強。やがて来日した学者の通訳が切っ掛けでフランス留学へ…。世界中で好奇心を満たしながら、動物にも人間にも個々の“文化”があり、生きるための戦略があると発見。動物行動学者が出会った不思議、人間と自然の関係を綴る名エッセイ。

目次

ぼくの諸国漫遊博覧記(マルクとフランスとスイス・フラン
フランス式フランス料理 ほか)
交遊抄―ボードワン先生とぼく(始まりはフランス語での講演通訳
生まれてはじめて飛行機に乗る ほか)
ぼくの博物誌(気だてのよいネコ、悪いネコ
ネコの幸せ ほか)
人間の文化、動物たちの文化(人間は偉くない
人間はどういう動物か? ほか)

出版社・メーカーコメント

動物にも人間にも個々の文化と戦略がある。動物行動学者が世界で出会った不思議、暮らしの風景、人と自然との関係を綴るエッセイ集。

著者紹介

日〓 敏隆 (ヒダカ トシタカ)  
1930年東京生まれ。動物行動学者。東京大学理学部動物学科卒業。東京農工大学教授、京都大学教授、滋賀県立大学初代学長、総合地球環境学研究所初代所長を歴任。1976年『チョウはなぜ飛ぶか』で毎日出版文化賞受賞、2000年南方熊楠賞受賞、02年『春の数えかた』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。08年瑞宝重光章受章。09年11月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)