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小品と手紙

岩波文庫 33−614−5

出版社名 岩波書店
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-00-336145-0
4-00-336145-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 542,24P 15cm

商品内容

要旨

「真空論序言」「サシ氏との対話」「幾何学的精神について」「病の善用を神に求める祈り」など、『パンセ』と不可分な作として読まれてきたパスカルの遺稿群。幾何学は「最も素晴らしい職業」であるが、結局は「職業」にすぎないと喝破し、“人間の研究”と“神の探求”に専心した万能の天才の、人と思想と信仰を示す21篇。

目次

1 青年時代のパスカル―一六四三‐一六五一年(姉ジルベルト宛の手紙―一六四三年一月三一日
計算機 大法官セギエへの献呈書簡―一六四五年
第一の回心期 姉ジルベルト宛の手紙―一六四八‐一六四九年
ブレーズから姉ジルベルトに宛てた手紙―一六四九年三月末頃
真空論序言―一六五一年頃
父の死についての手紙―一六五一年一〇月一七日)
2 「世俗時代」から第二の回心へ―一六五二‐一六五五年(スウェーデン女王クリスティーナへの献呈書簡―一六五二年六月
ジャクリーヌの修道誓願をめぐる手紙の断片―一六五三年六月六日
パリ数学アカデミーへの献呈状―一六五四年
メモリアル―一六五四年一一月二三日
サシ氏との対話―一六五五年一月)
3 信仰改革運動への参画と霊性の深化―一六五五‐一六六二年(幾何学的精神について―一六五五年頃
ロアネーズ嬢宛の手紙―一六五六年九月‐一六五七年二月
ペリエ夫妻宛の手紙の断片―一六五七年前半 ほか)

出版社・メーカーコメント

「真空論序言」「サシ氏との対話」「幾何学的精神について」「病の善用を神に求める祈り」など、『パンセ』と不可分な作として読まれてきたパスカルの遺稿群。幾何学は「最も素晴らしい職業」であるが、結局は「職業」にすぎないと喝破し、〈人間の研究〉と〈神の探求〉に専心した万能の天才の人と思想と信仰を示す21篇。