日本語はしたたかで奥が深い くせ者の言語と出会った〈外国人〉の系譜
出版社名 | 研究社 |
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出版年月 | 2023年7月 |
ISBNコード |
978-4-327-37751-9
(4-327-37751-1) |
税込価格 | 3,520円 |
頁数・縦 | 368P 20cm |
商品内容
要旨 |
彼らは日本語に何をもたらしたのか。古代から現代まで、くせ者のことばに引き寄せられた人びとに会いに行く。 |
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目次 |
序章 古代から現代に至る日本語使用領域と日本語 |
出版社・メーカーコメント
★彼らは日本語に何をもたらしたのか古来、<外国人>が日本語を学んだきっかけは、外交、布教、商業、勉学、戦争など、多種多様であった。日本語とさまざまな出会いをした<外国人>にスポットをあて、国内を中心に、時に応じて国外にも目を向け、彼らのドラマを時系列に沿って丹念にたどる。また、こうした<外国人>の日本語はわれわれに何をもたらしたのか、特に文学表現を中心に眺めていく。ドイツ人宣教師ホイヴェルスによる戯曲『細川ガラシア夫人』、パラオの人々の日本語による愛唱歌、戦後台湾で作られた『台湾万葉集』など、今まであまり注目されてこなかった作品も取り上げる。図版多数掲載。(*<外国人>の表記は、国籍や民族を問わず、言葉だけに着目した呼称。母語ではなく、もう一つの言語として日本語に新しく出会い、使ってきた人々を指す。)