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詩と世界のヴィジョン イギリス・ロマン主義から現代へ

出版社名 平凡社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-582-83930-2
4-582-83930-4
税込価格 3,520円
頁数・縦 241,69P 20cm

商品内容

要旨

詩人たちは世界をどのように捉えていたのか。ワーズワス、サウジー、コウルリッジ、キーツ―激しい変化の時代に生まれた新たな世界観とのちの世代にもたらした影響を詩のテクストから読み解く。

目次

第1章 彼岸の世界をどう描くか―ダンテとワーズワス
第2章 『序曲』における『失楽園』の変容
第3章 ロマン主義とエンターテインメント―ロバート・サウジー『タラバ、悪を滅ぼす者』をめぐって
第4章 「クブラ・カーン」における楽園のイメージ
第5章 ワーズワスの「クブラ・カーン」批判と「自然への敬虔の念」
第6章 古代ギリシアへの憧憬―キーツと想像力
第7章 時間についての探求物語―ワーズワスとエリオット
第8章 ロマン主義へのアンビヴァレントなまなざし―ルイ・マクニースの詩と詩論
終章 戦争へのスタンス―T・S・エリオットとマクニース

著者紹介

道家 英穂 (ドウケ ヒデオ)  
1958年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。東京大学大学院博士課程単位取得退学。現在、専修大学文学部教授、イギリス・ロマン派学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)