• 本

弾左衛門と車善七 江戸のエタ頭と非人頭

河出文庫 し13−14

出版社名 河出書房新社
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-309-41984-8
4-309-41984-4
税込価格 1,320円
頁数・縦 395P 15cm

商品内容

要旨

徳川幕府は、弾左衛門制度を設け、関八州の穢多身分を支配し、下級官吏として治安維持、斃牛馬処理、皮革産業、灯芯販売に当たらせた。またその下部組織として非人頭車善七に、乞食、くず拾い、牢屋人足を管理させた。江戸時代の被差別民の実態・確執と、維新の解放令による制度の解体・職業特権の喪失後の彼らの行方を追う。『弾左衛門とその時代』『江戸の非人頭車善七』の合本決定版。

目次

第1部 弾左衛門(はじめに 弾左衛門とはなにか
弾左衛門という制度
弾直樹の生涯(小伝)
弾左衛門の謎
おわりに 中世へ)
第2部 車善七(車善七の居住地
車善七の「溜」
車善七vs.弾左衛門
車善七の解放令)

出版社・メーカーコメント

2008年刊の『弾左衛門とその時代』『江戸の非人頭車善七』を合わせて1冊に。江戸以前から明治維新までの被差別民支配の構造が、1冊でより明解に。今なお最高の入門書。弾左衛門年表を新たに付す。

著者紹介

塩見 鮮一郎 (シオミ センイチロウ)  
1938年、岡山市生まれ。河出書房新社編集部を経て、作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)