穏やかなゴースト画家・中園孔二を追って
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2023年8月 |
ISBNコード |
978-4-10-355291-8
(4-10-355291-3) |
税込価格 | 3,630円 |
頁数・縦 | 221P 図版12P 21cm |
商品内容
要旨 |
高校2年、16歳の夏、バスケに熱中していた中園は突如、「絵が描きたい」と訴え、自室の壁に描き始めた。藝大を卒業した翌年の2013年には小山登美夫ギャラリーで初の個展を開催。周囲をハラハラさせつつも、魅了してやまず夜の森を彷徨い歩く、天使みたいな若者だった。両親、友人、恋人たちなど、あらゆる関係者への取材と書き残された150冊ものノートから読み解く本格評伝。 |
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目次 |
はじめに わからなさの手触り |
出版社・メーカーコメント
燦めきと謎に充ちた二十一世紀の「夭逝の画家」。その生涯を辿り、画業に迫る。高校二年の夏、中園は突如「絵が描きたい」と美大予備校に通い始める。東京藝大に進み、「今年は天才がいるよ」と在学時より注目され、卒業の翌年には著名ギャラリーで個展を開催。将来を嘱望されながら二〇一五年、二十五歳で急逝……両親、友人、恋人たちへの丹念な取材と書き残された百五十冊ものノートなどから読み解く本格評伝。