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重力のからくり 相対論と量子論はなぜ「相容れない」のか

ブルーバックス B−2123

出版社名 講談社
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-06-518462-2
4-06-518462-2
税込価格 1,210円
頁数・縦 268P 18cm

商品内容

要旨

「質量」と「重さ」の違いとは?素朴な問いから「物理学最大の難問」まで一気読み!自然界を支配する4つの力の中で、最も身近で最弱の力。この宇宙に現在の構造をもたらした最大の貢献者でありながら、なぜか「標準模型」に含まれない異端児。そして、その発生源である質量が重力を生み出す理由は不明のまま―。「ニュートンが考えた重力」と「アインシュタインが考えた重力」はどう違う?「重力と加速度が等しい」とはどういうことか?「見えない質量」=ダークマターを見る方法は?万有引力のふしぎを徹底的に解き明かす!

目次

第1章 「質量」と「重さ」のからくり―「kg=重さの単位」ではなかった!
第2章 「万有引力」のからくり―アリと地球が引き合う力はどちらが強い?
第3章 「質量保存の法則」とエネルギーのからくり―掟破りを許す“曲者”物理法則とは?
第4章 「見えない力」のからくり―物理学者も驚いた“万有斥力”の正体
第5章 「見えない質量」のからくり―宇宙初期から存在する「第二の重力源」
第6章 重力のからくり―相対論と量子論はなぜ「相容れない」のか

出版社・メーカーコメント

最も身近な存在でありながら、この宇宙を記述する「標準モデル」に、なぜか含まれない異端児。「重力」とは、いったい何者なのか!?

著者紹介

山田 克哉 (ヤマダ カツヤ)  
1940年生まれ。東京電機大学工学部電子工学科卒業。米国テネシー大学工学部原子力工学科大学院修士課程(原子炉理論)、同大学理学部物理学科大学院博士課程(理論物理学)修了。Ph.D.。セントラル・アーカンソー大学物理学科助教授、カリフォルニア州立大学ドミンゲツヒル校物理学科助教授、ロサンゼルス・ピアース大学物理学科教授を歴任。アメリカ物理学会会員。「読者に必ず理解してもらう」意欲にあふれた熱い筆運びで、ブルーバックスを代表する人気著者の一人。1999年には、講談社科学出版賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)