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人口からみた宗教の世界史 ユダヤ教・キリスト教・イスラムの興亡

PHP新書 1363

出版社名 PHP研究所
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-569-85516-5
4-569-85516-4
税込価格 1,265円
頁数・縦 274P 18cm

商品内容

要旨

キリスト教とイスラムの何が人々を惹きつけたのか。当初、ローマ帝国で迫害されたキリスト教はその後、国教化で信徒が急増。一方、イスラムもウマイヤ朝時代には世界の三人に一人がムスリムとなった。この二つの宗教が拡大した要因は、「女性」や「平等」にあるという。現在、ムスリムの増加率は七〇%で今世紀末にはイスラムが世界最大の宗教となる。その時、世界の価値観はどう変わっていくのか?

目次

1 初期キリスト教の人口増加
2 イスラム人口はなぜ増加したか
3 中世・近世のヨーロッパ・キリスト教世界の人口動態
4 イスラム世界を逆転したキリスト教徒の人口増加
5 ヨーロッパ・ナショナリズムと宗教
6 宗教がせめぎ合うアメリカ大陸
7 増加する世界のムスリム人口
8 現代世界の宗教人口の検討

出版社・メーカーコメント

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教など、世界宗教の歴史を宗教人口の推移から解説する。イスラム教が世界最大の宗教となる未来とは?

著者紹介

宮田 律 (ミヤタ オサム)  
1955年、山梨県生まれ。一般社団法人・現代イスラム研究センター理事長。慶應義塾大学文学部史学科東洋史専攻卒。83年、同大学大学院文学研究科史学専攻を修了後、米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院修士課程修了。87年、静岡県立大学に勤務し、中東アフリカ論や国際政治学を担当。2012年3月、現代イスラム研究センターを創設。専門は、イスラム地域の政治および国際関係(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)