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悩んでもがいて、作家になった彼女たち イタリア人が語る日本の近現代文学

出版社名 淡交社
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-473-04565-2
4-473-04565-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 271P 19cm

商品内容

要旨

スキャンダル、親ガチャ、低収入独身…100年前も今も悩みは同じ。女性作家10人の生きざまと紡ぐことばが、私たちの胸に刺さる!

目次

恋愛マスターたちの文学(明治の歌壇をひっくり返した女神 与謝野晶子(1878‐1942)
仕事、ファッション、恋愛 死角なしの色女 宇野千代(1897‐1996)
「子宮作家」ですが、何か? 瀬戸内寂聴(1922‐2021))
気づけば仕事が恋人(「名前のない女たち」を描いた人 樋口一葉(1872‐1896)
「親ガチャ」と努力と情熱が揃った天才 円地文子(1905‐1986)
「エフォートレス」な語り部として生きる 向田邦子(1929‐1981)
見過ごされた鬼才作家 有吉佐和子(1931‐1984))
我が道を往く(「ノマド生活」は甘くない 林芙美子(1903‐1951)
「低収入独身女子」の希望 森茉莉(1903‐1987)
素人の美学を極めた「遅咲き」代表 幸田文(1904‐1990))

著者紹介

ディオニシオ,イザベラ (ディオニシオ,イザベラ)   Dionisio,Isabella
1980年、イタリア生まれ。ヴェネツィア大学で日本語を学び、2005年に来日。お茶の水女子大学大学院修士課程(比較社会文化学日本語日本文学コース)修了後、現在まで日本で翻訳者および翻訳プロジェクトマネージャーとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)