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セミコロン かくも控えめであまりにもやっかいな句読点

出版社名 左右社
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-86528-383-9
4-86528-383-8
税込価格 2,420円
頁数・縦 188P 19cm

商品内容

要旨

小さなトラブルメーカーが巻き起こす波乱万丈の文化史。

目次

はじめに 言葉のルールをめぐる愛憎
1章 音楽を奏でるように―セミコロンの誕生
2章 科学的規則を目指して―英文法戦争
3章 ファッションアイテムからトラブルメーカーへ
4章 ゆるい条文と自制心―句読点ひとつでボストン中が大混乱
5章 解釈に伴う偏見と慈悲
6章 ルールを岩に刻み込む―現代の試み
7章 セミコロンの達人たち
8章 切なる訴え、単なる気取り―セミコロンを使うのはひけらかし?
おわりに ルール違反?

著者紹介

ワトソン,セシリア (ワトソン,セシリア)   Watson,Cecelia
現在、バード大学の訪問研究員。セントジョンズ・カレッジでリベラルアーツ学士、シカゴ大学にて哲学修士、科学概念・科学史博士。以前はアメリカ人文系学会協議会(ACLS)の特別研究員としてイェール大学人文学科・哲学科に所属したほか、マックス・プランク科学史研究所の研究員や、ベルリンの芸術センター「世界文化の家」(Haus der Kulturen der Welt)で科学コンサルタントの経験もある
萩澤 大輝 (ハギサワ ダイキ)  
1992年生まれ。神戸市外国語大学大学院博士課程を単位取得満期退学し、現在は近畿大学経営学部特任講師。専門は認知言語学、語形成
倉林 秀男 (クラバヤシ ヒデオ)  
1976年生まれ。杏林大学外国語学部教授。博士(英語学)。専門は英語学、文体論。日本文体論学会代表理事(2018年〜2020年)、会長(2020年〜)、日本ヘミングウェイ協会運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)