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一陽来復 中国古典に四季を味わう

新版

岩波現代文庫 文芸 353

出版社名 岩波書店
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-00-602353-9
4-00-602353-7
税込価格 1,243円
頁数・縦 254P 15cm
シリーズ名 一陽来復

商品内容

要旨

一陽来復とはもともと、一年で夜が最も長い陰暦十一月、冬至の日に、陰が極まって陽が戻ってくることをいう言葉。巡りゆく季節を彩る花木や懐かしい風物に、中国の古典詩・随筆・歳時記に描かれた印象深い情景を重ね合わせ、明るい世界の到来を願いつつ心伸びやかに生きる日常を綴つた、滋味あふれる随筆集。新たに二九編のエッセイを増補。

目次

第1部 四季おりおり―詩のある日々(一月
二月
三月
四月
五月
六月
七月
八月
九月
十月
十一月
十二月)
第2部 今のこと、昔のこと―身辺の記(一月
二月
三月
三月
四月
五月
六月)
第3部 京都・大文字の麓から(天涼好箇の秋
初春の祝祭
あらまほしき理想像 ほか)

出版社・メーカーコメント

「一陽来復」とはもともと、陰暦十一月の冬至、一年で夜が最も長い日に陰が極まって陽が戻ってくることをいう。巡りゆく季節を彩る花木や懐かしい風物に、中国の古典詩・随筆・歳時記に描かれた印象深い情景を重ね合わせ、明るい世界の到来を願いつつ心伸びやかに生きる日常を綴った滋味あふれる随筆集。(解説=井波陵一)

著者紹介

井波 律子 (イナミ リツコ)  
1944‐2020年。富山県生まれ。国際日本文化研究センター名誉教授。専門は中国文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)