• 本

朝からロック

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-02-332295-0
4-02-332295-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 270P 19cm

商品内容

要旨

ASIAN KUNG‐FU GENERATIONのボーカル&ギターであり、社会に横たわる問題に音楽家としてできる発信や活動をつづけるゴッチの朝日新聞人気連載を書籍化。

目次

第1章 ひとりゴチる(日々の章)
第2章 ある日、どこからともなくやってきて(コロナの章)
第3章 良い音楽家で奏でる前に、聴く(ロッカーの章)
第4章 どん底から、未来を見ている(世の中の章)
第5章 誰かの語りに、そこにあるひとことに(言葉と本の章)
第6章 ここに生まれて、暮らしているから(日本人の僕の章)
第7章 そもそも僕たちはいつだって傲慢だ(震災の章)

出版社・メーカーコメント

ASIAN KUNG−FU GENERATIONのボーカル&ギターなど音楽家として活動する一方、東日本大震災の被災地、福島における活動や、故・坂本龍一さんの遺志を継いで神宮外苑再開発の見直しを求めるデモへの参加、新しい時代やこれからの社会など私たちの未来を考える新聞『THE FUTURE TIMES』の編集長を務めるなど、社会に横たわる問題について発信・活動をつづける後藤正文さん。本書は、後藤さんが音楽、社会、政治、本、震災、コロナ、そして思わず笑みがこぼれそうな日常の一コマまで、立ち止まってひたすらまっすぐ向き合い、考え、そして悩み、省みる姿が、書に果敢に親しむ音楽家ならではの感性で綴った、朝日新聞人気連載コラムを書籍化。時事的なテーマにふれつつ、一過性の時事として流さずに普遍的なこととして捉えていく思考、日々の暮らしの中で出会った人や出来ごとへのあたたかでユーモラスな眼差しの数々。そして、連載時の紙幅がもたらした短文ゆえの余韻は、読み手を「ともに考える時間」へと誘います。各章の扉に綴られた後藤さんの語り、心のうちをそのままに、飾ることなく吐露した「まえがき」、さらに撮りおろしのポートレートも。後藤正文は、なぜ、「書き手」になったのか。なぜ、書き残すのか。【本書の内容】第1章 ひとりゴチる 〈日々の章〉僕の牛丼で練習してください/スイムキャップの小学生/パイタン健康法/深夜のコンビニ/親にとっては最高の笑顔でも など第2章 ある日、どこからともなくやってきて 〈コロナの章〉あとはよろしく/二択の危うさ/仮定の質問/銀河鉄道に連なって/ワクチン3回目の余韻/本当のつらさ など第3章 良い音楽家は奏でる前に、聴く 〈ロッカーの章〉中南米ツアーの飴と鞭/ボカロとうどん/壊れにくい音楽/解散考/音楽の優劣/丸裸になったとき など第4章 どん底から、未来を見ている 〈世の中の章〉「男社会の一部」として/怒りと願いとカップヌードル/しなやかさのかたち/コモンという考え方/祖父が遺したメモ など第5章 誰かの語りに、そこにあるひとことに 〈言葉と本の章〉書き直したくなった歌詞/僕らが言葉を軽んじるとき/「愛」の曖昧さ/「利他」は未来から/坂本龍一さんが問うた、言葉の檻 など

著者紹介

後藤 正文 (ゴトウ マサフミ)  
1976年静岡県生まれ。ASIAN KUNG‐FU GENERATIONのボーカル&ギターを担当し、ほとんどの楽曲の作詞・作曲を手がける。Gotch名義でソロ音源も発表。レーベル「only in dreams」主宰。新しい時代やこれからの社会など私たちの未来を考える新聞『THE FUTURE TIMES』の編集長も務める。2018年からは新進気鋭のミュージシャンが発表したアルバムに贈る作品賞『APPLE VINEGAR‐Music Award‐』を立ち上げた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)