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気はやさしくて力持ち 子育てをめぐる往復書簡

出版社名 晶文社
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-7949-7385-6
4-7949-7385-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 332P 19cm

商品内容

要旨

男手で女の子を育てた内田先生と、女手で男の子を育てた三砂先生。共に「離婚して子どもを育てた親」であるふたりによる、誰も書かなかった子育て論。最優先にされるべきは、「子どもに対して敬意を以て接すること」。いまの時代にあわせてアップデートされた、旧くてあたらしい子育て論にして、すべての子育て中の親たちと、育てられ中の子どもたちへ贈る、あたたかなエール。

目次

第1便 寄り道しながらはじめましょう
第2便 感情とのつきあい方
第3便 子育てにおける母語の意味について
第4便 親を許すこと、親から許されること
第5便 家族をむすびつけるもの
第6便 『細雪』の世界から
第7便 野生と文明のあわいにて
第8便 「母性」なるものをめぐって
第9便 複雑な現実は複雑なままに
第10便 「ものすごく気持ちの良いこと」を経験する
第11便 没入すること、10歳前後であること
第12便 長い時間軸の中で考える
最終便 子育てにおいて、時代が変わっても変わらないもの

著者紹介

内田 樹 (ウチダ タツル)  
1950年生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。凱風館館長。神戸女学院大学名誉教授。専門はフランス文学・哲学、武道論、教育論、映画論など。第6回小林秀雄賞(『私家版・ユダヤ文化論』文春新書)、2010年度新書大賞(『日本辺境論』新潮新書)、第3回伊丹十三賞を受賞
三砂 ちづる (ミサゴ チズル)  
1958年山口県生まれ。兵庫県西宮育ち。京都薬科大学、神戸大学経済学部第二課程、琉球大学大学院を経て、ロンドン大学PhD。現在、津田塾大学多文化・国際協力学科教授。作家。専門は疫学、母子保健(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)