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ふたりのトトロ 宮崎駿と『となりのトトロ』の時代

増補改訂版

講談社文庫 き66−4

出版社名 講談社
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-06-532942-9
4-06-532942-6
税込価格 990円
頁数・縦 420P 15cm
シリーズ名 ふたりのトトロ

商品内容

要旨

「木原君、二人で『トトロ』を始めます」前作『天空の城ラピュタ』公開後、宮崎駿監督が新任制作デスクの背中を叩いて言った。それが始まりだった。伝説のスタジオジブリ第2スタジオで、世界中を虜にした名作『となりのトトロ』はいかにして生まれたのか?新資料とともに明かす、感動のノンフィクション!

目次

第1章 トトロ前夜
第2章 「木原君は逃げるんですか?」製作開始決定
第3章 「どちらのサツキがいいですか?」宮崎さんキャラクターを作り始める
第4章 「この作品は楽しく作ってください」宮崎さん命を下す
第5章 「このお面をかぶって授賞式に出てくれませんか」記者会見とアニメグランプリ騒動
第6章 「そんなことをやって完成しますか?」宮崎さん顔を曇らせる
第7章 「すみません。長くなります」宮崎さん頭を下げる
第8章 「木原君…どう思いますか?」宮崎さん少し悩む
第9章 「トトロは楽しくなります」茶カーボン奮戦記
第10章 「これは本当に大変な仕事でした」宮崎さん動画の作業に感謝する
第11章 「強化キャンプに行きましょう!」宮崎さん決断す
第12章 「こんなに追い詰めたんですから…」宮崎さん笑う
第13章 『となりのトトロ』ゆく年くる年
第14章 「トトロが自分で思いついたんです」宮崎さん上機嫌で笑う
第15章 「トトロはやはりこれでいいんです」宮崎さん納得する
ちょっと長くて勝手なエピローグ・追記

出版社・メーカーコメント

「木原君、この作品は楽しく作ってください」(宮崎駿)。元ジブリ制作デスクが初めて明かす『となりのトトロ』誕生までの感動秘話。

著者紹介

木原 浩勝 (キハラ ヒロカツ)  
1960年兵庫県生まれ。アニメーション制作会社・トップクラフト、パンメディア、スタジオジブリに所属。『天空の城ラピュタ』、『となりのトトロ』、『魔女の宅急便』などの制作に関わる。’90年『新・耳・袋』で作家デビュー。怪談トークライブやラジオ番組も好評を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)