畏れ入谷の彼女の柘榴
講談社文庫 ま49−14
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2023年10月 |
ISBNコード |
978-4-06-532959-7
(4-06-532959-0) |
税込価格 | 770円 |
頁数・縦 | 223P 15cm |
商品内容
要旨 |
「ママの体に光入った」幼い息子がそう告げたあと、半年以上触れていなかった妻の妊娠が発覚。一体何が!?表題作「畏れ入谷の彼女の柘榴」に加え、人語を話す猿に導かれ行方不明者を捜す「裏山の凄い猿」、特別な家で育ったきょうだいの気付きを描く「うちの玄関に座るため息」の全三篇を収めた奇譚小説集。 |
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出版社・メーカーコメント
唯一無二の存在感。舞城王太郎がすくい取る、不条理で愛しい人間たち。『私はあなたの瞳の林檎』『されど私の可愛い檸檬』に連なる、シリーズ最新短篇集がついに文庫化!もう半年以上触れていない妻に赤ちゃんができた。どういうことだ!?「ピー」で光る息子の指。命が落ちたのは夫婦の谷。−−「畏れ入谷の彼女の柘榴」西暁には子守り上手の猿と、子供に悪戯するカニがいる。「人を愛せない」らしい俺が人を探す中、人の行かない場所で見つけたものは?−−「裏山の凄い猿」人の形をした「心残り」がやってくる、特別なわが家。でもずっとそこで育んだ「正しさ」の中でじっとしてるわけにはいかないんだよ、ブラザー!−−「うちの玄関に座るため息」