• 本

迷走写真館へようこそ 写真を見るとはどんなこと?

出版社名 赤々舎
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-86541-175-1
4-86541-175-5
税込価格 1,980円
頁数・縦 166P 19cm

商品内容

要旨

36名の写真作品が飾られた「迷走写真館」。1点1点に目を凝らせば、どんな想像が湧いてくるでしょう?見ることの可能性とともに、写真の根源が光りだす、かつてない写真エッセイ。ドアノー、森山大道、植田正治、深瀬昌久ほか。

目次

第一展示室(インドに行ってみたいといううっすらとした欲望が芽生えてくる。
ほとんど直線で出来上がった風景。
ワインはすでに二本空いており、ハンチングの手が三本目のボトルにかかっている。 ほか)
第二展示室(アヒルのお尻の向きから想像するに、右側の路地から出てきて、坂を登りはじめたところだ。
ふつうは男性が出掛けていく場所なのに、女性たちでいっぱいだ。
象が大きいことは知っている。しかし、これほど巨大に見えたことはかつてあっただろうか。 ほか)
第三展示室(どの岩も尖っていて、足場が悪い。
気になるのは家である。三軒ある。
この人たちはどういう場所にいるのだろう…。 ほか)

著者紹介

大竹 昭子 (オオタケ アキコ)  
1950年東京生まれ。文筆家。1980年代初頭にニューヨークに滞在、文章を書きはじめ、ジャンルを横断して執筆。個人で随想と対談のシリーズ「カタリココ文庫」の出版もしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)