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明日戦争がはじまる 対話篇

出版社名 言視舎
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-86565-263-5
4-86565-263-9
税込価格 2,200円
頁数・縦 285P 19cm

商品内容

要旨

詩で戦争を止める???詩作品「明日戦争がはじまる」で世間を騒然とさせたパンク詩人と津久井やまゆり園「優生テロ事件」を追う硬派ジャーナリスト同行二人、「戦争」に落とし前をつける。

目次

1 円を生み出す弧の言葉(宮尾節子 「言えなさ」について
佐藤幹夫 ケアを開く/開かれる「わたし」
宮尾節子 個と孤、そして孤へ
佐藤幹夫 無関心とケア(気遣い)と言葉の力
宮尾節子 憎むのでもなく、許すのでもなく
佐藤幹夫 受け身存在が持つ能動性
宮尾節子 みんなもそう思ってる)
2 無数の暗夜と一つの黎明(宮尾節子 舟唄
佐藤幹夫 コロナ禍と戦争
宮尾節子 金木犀は二度香る
佐藤幹夫 「重度の神」とはどんま「神」なのだろうか
宮尾節子 ねりました
佐藤幹夫 「植松聖」(たち)はなぜ自殺をしないのか)
3 とむらいの歌―ウクライナ戦争から安倍元総理襲撃まで(宮尾節子 戦争がはじまりました
佐藤幹夫 「海の向こうの戦争」から「五分後の戦争」へ
宮尾節子 持つべきか、持たざるべきか。
佐藤幹夫 津久井やまゆり園事件と「安倍晋三元総理」の襲撃事件をめぐって
宮尾節子 葬送)
4 詩の言葉とジェンダーと、非戦の思想(宮尾節子 私はロシアがこの戦争に負けるのを見たい
佐藤幹夫 文学の言葉と、ジェンダー問題と非戦の思想
宮尾節子 非戦の地)
5 燃える詩人と『ハンチバック』(宮尾節子 ひとが死ぬ
佐藤幹夫 ことばを奪うな
最終便と長いあとがきと―ありがとう宮尾節子 死にかけてまでやることかよ)

著者紹介

宮尾 節子 (ミヤオ セツコ)  
詩人。高知県出身。2014年SNSで発表した詩「明日戦争がはじまる」の爆発的な拡散で各種メディアで話題になる。詩の朗読・講演・トーク・ワークショップを行なう。近年は、音楽家とのコラボによるポエトリーライブを野外ロックフェス、国会前、ライブハウス等各所で行ない、ジャンルを超えた詩の世界を展開している。1993年現代詩ラ・メール賞を受賞
佐藤 幹夫 (サトウ ミキオ)  
1953年、秋田県生まれ。2001年よりフリーランスとして、執筆や、雑誌・書籍の編集発行に携わる。1987年より批評誌『飢餓陣営』を発行し、現在57号(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)