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フランスの高校生が学んでいる哲学の教科書

出版社名 草思社
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-7942-2680-8
4-7942-2680-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 190P 19cm

商品内容

要旨

欧米のエリートにとって、哲学は不可欠な教養だ。フランスの高校では哲学が必修、バカロレア(大学入学資格試験)では文系理系を問わず哲学の筆記試験が課される。教養としての哲学を、フランスの教科書を読んで身に着けよう!

目次

1 主体―「私」は私ひとりだけのものか、それとも他者との関係で定義されるものなのか
2 文化―文化とは自然なことか、それとも自然に反することか
3 理性と現実―理性は現実を捉えることができるのか、それとも現実は理性では捉えきれないものなのか
4 政治―政治は現実的であるべきか、理想を目指すべきか
5 道徳―道徳は現実に存在するのか、ただの幻想なのか
キーワード解説
バカロレア試験対策実践編

出版社・メーカーコメント

日常生活に役立つ、哲学的思考法を鍛えよう。フランスの人気哲学者が、西欧哲学の真髄を明快に解説したベストセラー教科書。ソクラテス、プラトン、アリストテレス、ホッブズ、デカルト、スピノザ、ルソー、カント、ヘーゲル、ニーチェ、フロイト、サルトルなど、60人に及ぶ哲学者に言及しながら、「主体」「文化」「理性と現実」「政治」「道徳」といったテーマを解き明かす。各哲学者の引用も多数紹介。26項目もの「キーワード解説」も充実。『フランスの高校生が学んでいる10人の哲学者』に続くシリーズ第二弾。坂本尚志氏(『バカロレアの哲学』)による解説「フランスの高校生はどのように哲学を学んでいるのか?」を収録。欧米のエリートにとって、哲学は不可欠な教養だ。フランスの高校では哲学が必修、バカロレア(大学入学資格試験)では文系理系を問わず哲学の筆記試験が課される。教養としての哲学を、フランスの教科書を読んで身に着けよう!【目次】はじめに1 主体 「私」は私ひとりだけのものか、それとも他者との関係で定義されるものなのか2 文化 文化とは自然なことか、それとも自然に反することか3 理性と現実 理性は現実を捉えることができるのか、それとも現実は理性では捉えきれないものなのか4 政治 政治は現実的であるべきか、理想を目指すべきか5 道徳 道徳は現実に存在するのか、ただの幻想なのかキーワード解説絶対と相対/抽象と具象/現実態と可能態/分析と総括/原因と目的/偶発性、必然性、可能性/知ると信じる/本質的(エッセンシャル)と非本質的(アクシデンタル)/説明と理解/法的な権利と現実/形(形相)と素材(質料)/属、種、個人/理想と現実/同一、平等、差異/直観的と論証的/合法性と正当性/直接(媒介なし)と間接(媒介あり)/客観と主観/義務と強制/起源と根拠/論破と納得/類似と類比/原理と結果/理論と実践/超越的と内在的/普遍、全般、個人、個別バカロレア試験対策 実践編おわりに訳者あとがき解説「フランスの高校生はどのように哲学を学んでいるのか?」坂本尚志哲学者索引

著者紹介

ペパン,シャルル (ペパン,シャルル)   P´epin,Charles
1973年、パリ郊外のサン・クルー生まれ。パリ政治学院、HEC(高等商業学校)卒業。哲学の教鞭をとる一方、教科書、参考書のほか、エッセイや小説を多数執筆。映画館で哲学教室を開いたり、テレビやラジオ、映画に出演している
永田 千奈 (ナガタ チナ)  
東京都生まれ。早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)