権力について ハンナ・アレントと「政治の文法」
中公選書 143
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2023年11月 |
ISBNコード |
978-4-12-110144-0
(4-12-110144-8) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 240P 20cm |
商品内容
要旨 |
暴力の支配するところに、本当の意味の権力は存在しない―世界の行く末が見通せない現在、つねに現実の営みから生み出されるアレントの思想はますます重みを増している。ホロコースト、ベルリンの壁とキューバ危機、公民権運動と黒人問題…アレントは同時代の出来事をどう解釈し、そこから何を抽出したのか。『革命について』『暴力について』『エルサレムのアイヒマン』など諸論考を読み解き、政治と人間の根源的な関係性を探る。 |
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目次 |
第1章 政治の文法 |
出版社・メーカーコメント
暴力の支配するところに、本当の意味の権力は存在しない−−アレントがそう定義するのはなぜか。そして、アレントの言う「権力」を理解することによって、私たちは何を得ることができるのか。世界の行く末が見通せない現在、ますます重みを増すアレントの思想を解読する。