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なぜ英国の大学はキラキラして見えるのか 歴史・教育・研究・経営から解き明かす

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-623-09538-4
4-623-09538-X
税込価格 3,520円
頁数・縦 407P 22cm

商品内容

要旨

遠く、どこかキラキラしていて、時にアメリカの大学と同一視してしまう英国の大学は、掴みがたい存在です。本書では、英国人の気質などにも触れながら、歴史、教育、研究、経営の各分野について、英国の大学を「丸裸」にします。

目次

1 歴史と発展の章―英国大学の900年間(オックスフォード大学誕生からヒエラルキー構造の成立まで―12世紀〜20世紀末
経営体としての英国大学の成立―21世紀の20年間
本章を通じて)
2 教育の章―「狭く深い教育」vs「広く浅い教育」(英国大学の教育の特徴
教育の質確保のための取組
本章を通じて)
3 研究の章―世界に冠たる研究力を形作るもの(英国の研究力の分析
英国の研究力を形作るもの1―「人」に着目した分析
英国の研究力を形作るもの2―若手研究者
英国の研究力を形作るもの3―大学教員
英国の研究力を形作るもの4―国外からの研究者の獲得
英国の研究力の課題)
4 経営の章―「かつかつ」で作る「キラキラ」(英国大学の資金繰り
実像と虚像
英国大学のガバナンス
本章を通じて)
5 コロナの章―コロナは英国大学を変革したか(英国におけるコロナの2年間―2020年3月〜2022年3月
英国政府のコロナ対策
コロナ下の英国大学
コロナ後の展望)

著者紹介

佐野 壽則 (サノ トシノリ)  
1977年徳島市生まれ。2019年より3年間、在英国日本国大使館一等書記官・参事官としてロンドン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)