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紫式部の言い分

ワニブックス|PLUS|新書 400

出版社名 ワニ・プラス
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-8470-6215-5
4-8470-6215-9
税込価格 990円
頁数・縦 252P 18cm

商品内容

要旨

『源氏物語』、そして作者の紫式部には、ずいぶんと謎めいたところがあります。『源氏物語』は、紫式部が「光」に「自分の思い」を託した、広い意味での「私小説」のようにも感じられます。おそらく紫式部には彼女なりの「言い分」もあったにちがいありません。まぁひとつ、それを彼女にじっくり聞いてみようではありませんか。

目次

第1章 紫式部の生い立ちと少女時代
第2章 越前へ
第3章 宣孝との恋愛と結婚
第4章 暗く寂しい寡婦暮らし
第5章 初出仕、女房となる
第6章 藤原道長は「ソウルメイト」
第7章 『源氏物語』を「私小説」として読む1
第8章 『源氏物語』を「私小説」として読む2
第9章 ライバルたち―清少納言と和泉式部
終章 「雲隠」を地で行った紫式部

出版社・メーカーコメント

2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」が深くわかる、楽しめる!新しい視点で読み解く紫式部の人生と『源氏物語』<目次>第1章 紫式部の生い立ちと少女時代第2章 越前への旅立ち第3章 宣孝との結婚と恋愛第4章 暗く寂しい寡婦暮らし第5章 初出仕と「引きこもり」第6章 ソウルメイトとなった藤原道長第7・8章  『源氏物語』を「私小説」として読む第9章 ライバルたちー清少納言と和泉式部終章  紫式部の「雲隠れ」発売ワニブックス 発行ワニ・プラス岳 真也(がく しんや)1947年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院社会学研究科修士課程修了。2012年歴史時代作家クラブ賞績功労賞、2021年『翔』(牧野出版)で第1回加賀乙彦文学賞を受賞。代表作に『水の旅立ち』(文藝春秋)、『福沢諭吉』(作品社)、『吉良の言い分』(小学館)。最近作に『行基』(角川書店)、『織田有楽斎』(大法林閣)、『家康と信康』(河出書房新社)など。著作は170冊を超える。日本文藝家協会理事

著者紹介

岳 真也 (ガク シンヤ)  
1947年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院社会学研究科修士課程修了。2012年歴史時代作家クラブ賞実績功労賞、2021年『翔wing spread』(牧野出版)で第1回加賀乙彦推奨特別文学賞を受賞。日本文藝家協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)