• 本

軍国の文化 日清戦争・ナショナリズム・地域社会 上

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-8158-1137-2
4-8158-1137-7
税込価格 6,930円
頁数・縦 461P 22cm
シリーズ名 軍国の文化

商品内容

要旨

近代初の本格的対外戦争は、いかなる制度と心性のもとに遂行され、戦いと病いによる膨大な犠牲を社会はどのように受容したのか。動員体制の確立から、戦闘と占領地統治の様相、葬送・記念や仏教教団の活動まであまねく探究、「大量死の時代」が生んだ戦争協同体の構造を解明する。

目次

第1部 第三師団の戦争と戦場の兵卒(戦時編制と動員体制
第三師団の出征と戦闘
征清軍の凱旋と損害
兵卒たちの戦争
戦場における日本軍と住民)
第2部 戦争と死者(将兵の死と葬送
戦病死者の招魂祭
戦争と仏教教団
仏教忠魂祠堂の建立
戦地における遺骨回収問題
「軍国」の文体)

出版社・メーカーコメント

近代初の本格的対外戦争は、いかなる制度と心性のもとに遂行され、戦いと病いによる膨大な犠牲を社会はどのように受容したのか。動員体制の確立から、戦闘と占領地統治の様相、葬送・記念や仏教教団の活動まであまねく探究、「大量死の時代」が生んだ戦争協同体の構造を解明する。

著者紹介

羽賀 祥二 (ハガ ショウジ)  
1953年岐阜県に生まれる。現在、名古屋大学名誉教授、博士(歴史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)