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台湾の本音 “隣国”を基礎から理解する

光文社新書 1287

出版社名 光文社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-334-10170-1
4-334-10170-4
税込価格 946円
頁数・縦 203P 18cm

商品内容

要旨

日本での関心が日に日に高くなる台湾。観光地としてはもちろん、安倍晋三元首相が「台湾有事は日本有事」と言及してからは、安全保障の面でもその動向が注目されている。ただ、ここまで関心を寄せながら、私たちは台湾についてどれくらい知っているだろうか。中国と台湾の関係性、台北が首都ではないワケ、台湾が親日である理由…。あらためて聞かれると、答えに悩むものもあるのではないだろうか。隣の“国”でありながら、私たちは台湾の歴史や社会のことをあまり知らない。そこで本書では、6つの問いを出発点に台湾を深掘り。長年台湾で取材をしてきた著者が、歴史や文化はもちろん、台湾の置かれている政治状況やその価値観、アイデンティティまで丁寧に解説する。

目次

第1章 台湾は「国」なのか
第2章 台湾の「歴史」はいつから始まるか
第3章 台湾の人々は「中国」をどう考えているのか
第4章 「台湾アイデンティティ」はなぜ生まれたのか
第5章 台湾は「親日」と言っていいのか
第6章 「台湾有事」は本当に起きるのか

著者紹介

野嶋 剛 (ノジマ ツヨシ)  
1968年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業。大学在学中に香港中文大学・台湾師範大学に留学。’92年に朝日新聞社入社後、中国・厦門(アモイ)大学留学、シンガポール支局長、政治部、台北支局長、国際編集部次長、AERA編集部などを経て、2016年に独立。現在はジャーナリスト活動と並行して、大東文化大学社会学部教授も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)