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警官の道

角川文庫 ゆ14−201

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-04-114085-7
4-04-114085-4
税込価格 902円
頁数・縦 372P 15cm

商品内容

要旨

「力が必要だ」―母と自分を虐待し別れたろくでなしの父親に復讐するため、暴力団員を目指す聖。中華料理店でアルバイトをしながら、神戸の金坂組のバッジをもらうチャンスを狙う聖は、組に出入りするサングラスをかけた迫力十分の男に弟子入りを懇願する。だが、男は素姓はそのうちわかると言い残し闇の奥へ消えた…(「聖」)。組織に生き、事件と隣り合わせの警官たちの生きざま。注目作家たちの豪華警察小説アンソロジー!

出版社・メーカーコメント

「孤狼の血」シリーズの柚月裕子、『スワン』『爆弾』で注目の呉勝浩、刑事犬養シリーズの中山七里など、次世代を担うミステリー作家たちが豪華競演、警察小説アンソロジー待望の文庫化!

著者紹介

呉 勝浩 (ゴ カツヒロ)  
1981年青森県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。2015年『道徳の時間』で第61回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。18年『白い衝動』で第20回大藪春彦賞、20年『スワン』で第41回吉川英治文学新人賞と第73回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞
下村 敦史 (シモムラ アツシ)  
1981年京都府生まれ。2014年『闇に香る嘘』で江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。数々のミステリランキングで高評価を受ける。15年「死は朝、羽ばたく」が日本推理作家協会賞(短編部門)の、16年『生還者』が日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)の候補になる
長浦 京 (ナガウラ キョウ)  
1967年埼玉県生まれ。法政大学経営学部卒業。出版社勤務、音楽ライターなどを経て放送作家に。その後、指定難病にかかり闘病生活に入る。2011年、退院後に初めて書き上げた『赤刃』で、第6回小説現代長編新人賞を受賞しデビュー。17年『リボルバー・リリー』で第19回大藪春彦賞、19年『マーダーズ』で第2回細谷正充賞を受賞。20年刊行の『アンダードッグス』は直木賞、日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)の候補となるなど、エンターテインメント小説界で注目を浴びている
中山 七里 (ナカヤマ シチリ)  
1961年岐阜県生まれ。2009年『さよならドビュッシー』で第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、デビュー
葉真中 顕 (ハマナカ アキ)  
1976年東京都生まれ。2013年『ロスト・ケア』で第16回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞。19年『凍てつく太陽』で第21回大藪春彦賞と第72回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)をW受賞。22年『灼熱』で第7回渡辺淳一文学賞受賞
深町 秋生 (フカマチ アキオ)  
2004年『果てしなき渇き』で『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、05年に作家としてデビュー
柚月 裕子 (ユズキ ユウコ)  
2008年、『臨床真理』で第7回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞してデビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞。18年『盤上の向日葵』で「本屋大賞」2位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)