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遠くから見たら島だった

出版社名 創元社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-422-44041-5
4-422-44041-1
税込価格 2,640円
頁数・縦 45P 22×22cm

商品内容

要旨

美術家、デザイナー、教育者、絵本作家…。多彩な顔をもつ表現者ブルーノ・ムナーリは、海岸でひろった石ひとつひとつにも、ゆたかな個性とファンタジーを見出していた。モノクロの写真と素朴なことばでつづる、遊び心たっぷりの石のエッセイ。石は、海や川による彫刻だ。ひとつとして、おなじものはない。

著者紹介

ムナーリ,ブルーノ (ムナーリ,ブルーノ)   Munari,Bruno
1907‐1998。美術、グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、教育、絵本制作など、幅広い分野で独創的な活動を行った表現者。1930年代にはイタリアの芸術運動「未来派」に参加し、“役に立たない機械”シリーズなどを発表。広告や雑誌のグラフィックデザイナー、アートディレクターとしても活躍する。1940年代には息子の誕生をきっかけに絵本の制作を開始。また、仲間とともに具体芸術運動を主宰し、イタリア現代美術の先端を進んだ。1950年代以降は家具や照明器具など多くの工業製品のデザインを手がけたほか、デザイン教育にも力を入れ、アメリカのハーバード大学やイタリアのブレラ美術学院などで教鞭をとった。子ども向けの造形ワークショップや玩具の開発にも力を注いだ
関口 英子 (セキグチ エイコ)  
1966年、埼玉県生まれ。イタリア文学翻訳家。大阪外国語大学イタリア語学科卒。『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』で第一回須賀敦子翻訳賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)